2017年 5期生 就活体験記


総合出版社内定 書籍志望 内定/男子


志望理由

 

私は大学に入るまでに二浪しました。高校が進学校であったため周りは少なくとも一浪で良い大学に進学したため私は劣等感に苛まれていました。周りとは違う選択をした自分が異質に思え、とても苦痛でした。 しかし二浪目の環境が私を本に導いてくれました。二浪目で過ごした寮がテレビ・パソコン・携帯禁止という環境であり、娯楽品が本のみだったのです。そしてその本が私を救ってくれました。人とは違う考え方、 ふるまいをすることを肯定する作品に多く出会えたのです。そんな数多の本に支えられ私は志望校に合格しました。私を救ってくれたものは本である、それこそ一生を懸けるに値するものだと思い私は出版社を志望しました。

 

 

私の就職活動

 

新卒はプラス2年目までという噂が流布し、それを真に受けた私は少なくとも一つは引っかかりたいと思い、出版社20社、マスコミ10社、一般企業20社の計50社を受けました。もちろん第一志望は出版社でしたが、そこのみに絞る勇気はありませんでした。一日二つの予定は当たり前、それが約4ヶ月続いた怒涛の日々でしたが忙しくあまり考えずに済むという利点、加えて一般企業が本番を兼ねた練習となり(それを何十社も受けたのですから)第一志望の出版社では自分の思いの丈が喋れず後悔といったことは一度もありませんでした。質より量を取り、結果として意図せずして質が上がっていった就職活動であったと思います。

 

 

T.O.P&Mから学んだこと

 

出版社という自分のイメージが先行しすぎて現実的な企画が練れていないことを指摘されました。 社会的意義のあるテーマを考えていたのですが、では、それがどういう人に向けた作品で、どれだけお金を払ってくれるのかという 企業として重要な考えが抜けていたのです。 作りたい作品を商品としてどう届けるかは、社会的意義のある企画だからこそ重要なテーマであると思います。そのような当たり前のことを就活という焦りから見失っていたことを第三者の目で的確に教えてくれました。

 

 

メッセージ

 

倍率が高い出版社、マスコミだけに拘っていたら、私は後悔のある就活をしてしまっただろうと思っています。 しかしだからこそ量でカバーするしかなく、そこは負けない気持ちで日々を過ごしていました。 自分が質を取る方がこれまでの人生成功したのか、はたまたその逆かをしっかり見極めて就活をすると 後悔なく就活できると思います。 就活はゴールではない、通過点といいます。 通過点を過ぎなければゴールにはたどり着きません。まずは通過点まで我武者羅に走り抜けてください。 後悔する最たる典型は行きたい会社に行けなかった場合ではなく手を抜いた時だ と私は思っています。

 

淡々と恰も余裕綽々の様に就活を終えた口ぶりになっていますが泣きながら、緊張で嗚咽が止まらない格好悪い就活をした私です。泥を被っても後悔なく就活を終えてくださることを願っています。

 

 



雑誌出版社 内定/女子


志望理由

 

「人々の生活に、少しの彩りを与えたい。」この小さな夢を叶えるために就職活動を始めました。 出版社を中心に受けた理由は、幼いころの原体験が関係しています。口下手な自分は、小学生のころから文字や写真を通して自己表現ができる雑誌が大好きでした。 この二点から出版社を中心にアニメ制作会社・飲食業・広告会社などの受験に至りました。

 

 


私の就職活動

 

2016年1月に留学を終え、ゆっくりと就活を意識し始めました。2月にT.O.P&Mのイベントに参加したことで、ようやくエンジンが掛かります。2月から4月までに25社の会社説明会に参加(学内を含む)。 結果的に「文系ながらものづくりに携われ」かつ「商品が魅力的である」16社にエントリー。 出版業界だけでなく、広告会社2社、アニメ制作会社1社、アパレル専門商社1社、飲食業1社を併せて受験しました。

 

5月にES落ちを経験し、ギアの入れ直し。 面接が続き心労もピークに達した6月中旬、ある出版社から内定を頂きました。その際初めて福利厚生などを考え始め、恐縮ながら内定を辞退。 もう少しワークライフバランスを考えつつ就職活動を行おう、と反省。7月中旬に、実際に働く想像ができる雑誌出版社への就職を決めました。

 

 


T.O.P&Mから学んだこと

 

T.O.P&Mの熱量に初めは圧倒されっぱなしでしたが、あの空気は非常に刺激的でした。出だしが遅かったものの、イベントに参加することで周囲の空気感が感じられ、帳尻を強引に合わせることができたと考えています。 T.O.P&Mで、「出る杭は打たれる」なんてこと起き得ません。T.O.P&MはイベントやES添削を通して杭をもっともっと伸ばす場。私自身、自分と向き合うヒントを沢山もらえました。

 

 


メッセージ


自分自身に素直でい続けましょう。後悔よりも、反省を心がけましょう。 ストレスはためこみすぎないよう、時々息抜きも…。(ちなみに私の場合、少女漫画とDARSホワイトチョコレートが心の支えでした。)

 

 



新聞社 内定 記者志望/女子


私の就職活動

 

「私は周りより要領も頭も悪いから早く動き始めなきゃ・・・」

劣等感が人一倍強い私は大学3年生の夏からOB訪問、インターンを重ねてきました。 同じマスコミ業界を目指す仲間たちと問題を出し合ったり何度も面接練習を重ねたり、面接想定問答集を作ったりと出来る準備はやるだけやって全力を出し切った就職活動だったと思います。 最終的に某新聞社に内定を頂いた時は実感がわかず、4ヶ月経った今になってようやく喜びが湧いてきました。

 

 


T.O.P&Mから学んだこと

 

就職活動も佳境で、家で一人泣いていたとき、T.O.P&Mのスタッフの方が連絡をくださり、再び立ち上がる事ができました。 もちろんそれだけでなく、お忙しい中ESの添削、大OB訪問会や面接練習等本当にT.O.P&Mの皆さんにはお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。 スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

 

 


メッセージ

 

就職活動は本当に辛いです。自らをアピールするのは中々骨が折れる事だと思います。挫けそうになる時も多々あると思いますがどうかその時は周りに相談し、身体を壊さずがんばってくださいね。私で良ければいつでも力になります。