以下にあげる本のほかにも、 『日本経済新聞』「企業総合」「企業1・2」面 ※日経以外の経済面でも可 なども参考になる。 |
現在の出版社の総数は約4000社。このなかには専業出版社のほか、新聞社・テレビ局・印刷所・諸団体なども含まれる。 出版社を規模別にみると、社員50人以下という出版社が約75%と圧倒的に多く、51人以上から200人以下の従業員をもつ出版社は全体の10%、201人以上の従業員をもつ出版社はわずかに5%にすぎない。日本の出版業界の特質が、中小企業ないし零細企業の集まりである、といわれている所以はここにある。 また、出版社の所在地は東京に集中している。出版社の所在地を地域的にみると、その75%が東京にあり、ついで大阪、京都、神奈川の順になる。 最近の出版業界は業績悪化の傾向があり、書籍・雑誌の売上額も年々減少中だ。2009年に2兆円割れしてからも下落が止まっていない。とりわけ雑誌が苦戦しており、近年は創刊される雑誌の数も減り、休刊する雑誌も増えている。広告収入の減少もとどまるところを知らない。 スマートフォンやタブレット端末の普及、電子書籍点数の増加のなか、今後は書籍・雑誌ともに活路を見出していく必要があるだろう。 |
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