【19卒向け‐No.2】出版志望、他業界も受けるべき?

 こんにちは、T.O.P&M内定者スタッフのラスカルちゃん卍です。

 今回のテーマは、「出版以外の業界の就活」に関して。出版業界を目指す皆さんはきっと、業界研究や企業研究を進めている最中かと思います。一番行きたい業界なのだから努力はいとわない!という姿勢、ラスカルは大好きです卍!一方でここ最近、就活生の方から、「他業界は受けましたか?どんな基準で受ける会社を決めましたか?」という質問を受けることが多くなったように感じます。「俺は出版社にしか興味あらへん!それ以外受けへんで!」という方、それも結構ですが、私が就活を終えた上で感じたことを綴っておきます。(※なお、出版業界が第一志望という前提ですので、それに該当する方向けの内容となっています。)

 結論から言うと、出版以外の業界もいくつか受けておいた方が良い思います。何故かというと理由は3点あります。

 

1.本命である出版社を受ける練習になる

大学受験を思い出してください。何の準備もせずいきなりぶっつけ本番、というわけでは無かったですよね。問題集を解いたり模試を受けたり…と、皆さんある程度事前に練習をしたと思います。RPGゲームだって、ボス戦の前に経験値を上げる作業が必須ですよね。就活も同じで、本命を受ける前にある程度の練習をしておく必要があります。親や先輩に練習してもらうことも大事ですが、やっぱり実際の緊張感ある面接を経験するのが一番手っ取り早いです。一社でなく、複数受けることで、面接の雰囲気や自分に対する評価を知ることができます

 

2.自信をつけられる・視野を広げる

どんな業界でも、一人の面接官に認められれば、それは間違いなく自信に繋がります。逆に、残念ながら縁が無くても、その失敗のおかげで「負けるもんか」とブーストがかかるタイプの人もいます。そこらへんは、まず自分自身が褒められて伸びるタイプか、貶されて伸びるタイプか見極めることが重要です。おそらく7.8割の方が前者だと言い張るかと思いますが、意外と後者だった、なんてことはざらにあります。かくいう私もそうでした。また、これは出版社の筆記試験傾向からもわかることですが、出版社の採用試験においては、視野が広く情報をキャッチする能力の高い人を好みます。もしかしたら、他業界の面接でのエピソードが、出版社の面接でうけるかもしれません。

 

3. いわゆる滑り止めとして  

「滑り止め」というとネガティブな印象を与えてしまうかもしれませんが、特に絶対に就活浪人したくないという方には不可欠です。また、浪人してでも出版社に入りたいという方も、滑り止めを確保しているのとしていないのとでは、精神的な余裕が違います。本命の負担になりたくないのであれば、早期選考を行っている企業を受けることをオススメします。

 

 以上3つが、他業界を受けるべき理由でした。私は、出版社以外に、保険会社やメーカーなど6社受けました。注意してほしいのは、よく「出版業界とエンタメ業界だけを受けている」みたいな就活生がいますが、採用人数が少なく高倍率の企業は、当然滑り止めにはなりません。また、エンタメなどは出版と選考時期がかぶってしまう場合もあります。本命の負担になってしまうようでは、元も子もありません。本命の他に受ける企業として個人的にオススメなのは、以下のようなところです。

① 早期選考ルートが存在し、比較的早めに採用が決まる会社

② 採用人数が多く、人柄重視で採用を行っている会社

③ ESの項目が面白いなど、自分の糧になりそうな会社

④ SPIやテストセンターの練習になる会社  

 

 以上、「出版以外の業界の就活」について綴って参りましたが、いかがでしたか。上記はあくまでも個人的な意見ですが、くれぐれも計画的な就職活動を心掛けて頂きたいなと思います。がんばる就活生の皆さんをラスカルちゃんは応援します!卍卍